リンパマッサージを行う際の注意点
マッサージ前にしておくこと
まず、マッサージを行う前には白湯、もしくは常温の水を飲んでおくようにしましょう。コップ一杯分くらいで十分です。
水分を摂取しておくことで、マッサージ中のリンパがより流れやすくなるためです。
そして、マッサージ後も同量の白湯または水を飲みましょう。マッサージ後は体内の毒素や老廃物がとても流れやすい状態になっているので、水分を摂取することで汗や尿として排出してくれます。
体を事前に温めておくのも、とても有効な手段です。体を温めておくだけでリンパの流れが良くなるので、マッサージの効果は更に高まります。
ホットタオルや入浴で温めるのが基本ですが、お風呂で入浴しながらマッサージするのが最も簡単な方法と言えますね。
マッサージをする際は
マッサージを行う際には、手にオイルやクリームを塗ってから行いましょう。素手で素肌をこするのは、摩擦で皮膚を傷つけてしまう可能性があり、傷つくとシミやシワの原因になってしまう恐れがあります。
マッサージと聞くと、患部を手のひらでギュッギュッと押し擦るイメージがあるかもしれませんが、それは誤りです。上記で肌を傷つける恐れがあると述べたように、力を込める必要はありません。軽く撫でるだけで、十分な効果が得られます。
またそもそも、マッサージを行わない方が良いタイミング、というのもあります。
喘息や妊娠初期、感染症を始めとした疾患を持っている方、皮膚に疾患や怪我がある方、風邪や体調が悪い方も悪化の恐れがあるので避けたほうが良いでしょう。
血行が良くなりすぎてしまうので飲酒後、胃への血液が全身に行き渡ってしまい消化不良になる恐れがあるので、食後二時間以内の方も避けましょう。